不妊治療を始めることで、ようやく正しい知識に出会うことがあります。その中でも女性でも勘違いしている方が意外と多いのが、「卵子は新しくつくられると思っている」ことです。
多くの方が月経の度に新しい卵子がつくられると思っているんですね。これは大きな勘違いでして、「卵子が新たにつくられることはない」のです。女性は胎児として生まれてきた段階で、すでに一生分の卵子を体内に持っていて、その数は200万個ほどだと言われています。そしてその数は成長とともに減っていき、初めて月経がきた頃には30万個ほどになっているのです。
つまりもしあなたが20才なら卵子も20才、40才なら卵子も40才と、同じだけ年を重ねていることになるのです。そして卵子は加齢とともに減少し、その質も低下していきます。不妊治療の原因の多くは「卵子の老化」にあるのですが、そうした卵子の特性が関係しているわけです。ですから不妊治療の現場ではどうしても20代などの若い方のほうが妊娠率は高くなるのですね。
しかし卵子の数や質には個人差があり、一律に加齢で傷むというわけではありません。若くても卵子が傷んでいることもありますから、まずは検査をしてしっかりと自分の体の状態を把握すること。そのうえで適切な治療を施すことが妊娠への近道なのです。
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不妊治療の方法でよく知られているものに、
体外受精があります。
体外受精とよく似た方法なのが顕微授精です。
精子と卵子を体外で受精させて
体内に戻す点では顕微授精も同じなのですが、
体外受精との違いは受精方法です。
体外受精は卵子に精子をふりかけることで
自然に受精するように促しますが、
しかし顕微授精は顕微鏡を使用し
直接精子を卵子に注入します。
顕微授精は男性の精子の数が少なかったり、
活動量が少ない場合や、
卵子の受精力が弱く自然受精ができない場合に
受精をサポートすることができます。
人工授精や体外受精でも妊娠できなかったカップルが
この顕微授精の治療を受けることができます。
不妊治療は一般的に保険が適用されないため、
顕微授精の費用はすべて自己負担となります。
病院によって費用は変動しますが、
1回あたり30万円~50万円と言われており、
不妊治療の中でも高額な方といえるでしょう。
妊娠率を高めるために
何回か顕微授精が行われるため、
費用が高くなるようです。
この不妊治療は保険は適用はされませんが、
国から助成金が支給されることもあるので
調べてみるのがいいでしょう。
https://haruneclinic.com/
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